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サーフィンは大自然の中で行うスポーツで、時には人間の力ではどうにもならないこともあります。以下の危険を熟知したうえで、危険を回避し、楽しくサーフィンしましょう。

 

@ カレント – 潮の流れ -

サーフィンで最も危険なことが潮の流れです。一生懸命サーフィンをしているうちに知らず知らずのうちに潮の流れに乗ってしまい、気がつくと戻れない場所まで流されてしまうことがあります。特に初心者のうちは潮の流れに捕まってしまうと自力では戻れません。海に着いたらまず波待ちしているサーファーや浜を歩いている人を観察し、その日の流れの方向を把握するようにします。また防波堤や消波ブロック(テトラポッド)の近くは必ず流れがあるので、これらの障害物には近づかないように注意してください。
はじめのうちは3人以上で一緒にサーフィンするようにするといいでしょう。そうすればもし誰かが流されてしまった場合、一人が流されている方向を確認し、もう一人が助けを呼びにいけ発見も早くなります。助けを呼ぶ場合は海上保安庁(118)に電話し落ち着いて状況を話してください。

もし流されてしまったときは両手を大きく振り助けを呼び、無駄に体力を消費しないようにしてボードに乗り助けを待ちます。戻れそうも無いからといって板を捨てて泳いだりは絶対にしないでください。パドルする力があるときは無理に流れに逆らわず、逆に流れを利用しながらまずはその流れから抜け出します。潮は必ずどこかでまわっているので、まずは沖に向かう潮の流れからはずれ、岸に向かう流れを見つける努力をしてみてください。

また波が大きい時はそれだけ潮の流れも強いので危険を避け、入らない判断も大切です。

最初に自分が入ったところに目印を見つけておき、サーフィン中は必ず自分が流されていないか確認し、流されているときはパドルで戻り、もし戻れないほどの流れのときはいったん浜に上がり歩いて戻り安全な場所から入りなおしてください。

 

A 衝突事故

特に混んでいるポイントでは他のサーファーやボディーボーダーとぶつからないように細心の注意を払ってください。ボードにはノーズやフィンと呼ばれるとがった部分があり、容易に他人を怪我させてしまいます。波に巻かれるとショートの場合、ボードが約2m、それをつなぐリーシュコードが約2mあるので4m先まで板をとばしてしまう可能性があります。ロングの場合は5m以上先までとんでいきます。また他の人のサーフボードが自分のところに飛んでくる可能性も十分にあります。はじめのうちはできるだけ空いているポイントで練習するようにしましょう。

同様に、波に巻かれたときに自分のボードで怪我をする可能性もあります。巻かれたときには落ち着いてゆっくりと浮かび上がるようにすればボードはそれほど沈んでこないので怪我をすることはありません。他の人のボードがとんできた時も同様に沈んでボードをよけてください。

 

B 毒を持った海中生物

海にはくらげやエイなどの毒を持った生物がいます。浜にいくつかのくらげが打ち上げられていたりするときには海に入らない方がいいかもしれません。日本の海で特に多いのがカツオノエボシと呼ばれる頭が小さくて足が長いタイプのくらげやアカエイなどです。もし海の上でこれらのくらげを見たらそっと離れてください。くらげは切れた足に触っただけでもやられてしまいます。また夏から秋にかけてはエイの産卵期で浅いところにきています。歩いていてやわらかいものを踏んだときはそれ以上歩かず、浅瀬でもパドルをするようにしてください。

もしこれらの生物に刺されたときは”温湿布”がいいといわれています。海中生物の毒はたんぱく質でできていて、このたんぱく質は50-60℃で分解してしまいます。さされた時は海の家やコンビニへ行き、事情を話して熱湯をもらい、それにタオルを浸して患部に当てておいてください。そのあとで病院に行くようにしてください。

 

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